【完】マイペース彼女







15分ぐらいで俺の家に着いた。

律果は自転車から降りて、籠の中に入っている俺の鞄をとる。

「早く早く!」

「ちょっと待てって」

俺の家は一軒家で、自転車は車の横に置いてある。

そこに律果の自転車置く。

「律果、サンキュ」

「はい!」

律果から鞄を受け取り、その中から家の鍵を取り出し、玄関を開けた。


「あれ? お母さんは?」

「今出かけてる。今日の朝、友達ん家行くって言ってた」

「ふぅん……」

「……シちゃう?」

「数学のノート、貸して〜」

「……はいはい」

少し落ち込みながら、俺は律果と俺の部屋へと向かった。