空雅を見ていると、振り向いた拍子に目があった。 なに?? 「なぁ、彩未の部屋行っていい??」 はぁぁぁぁ?? いいわけないでしょ!! とは、いえず 「どうぞ」 といってしまった……。 階段を上っていく空雅を見ながら、 私はお茶をもってついていく。 部屋に入るとベッドの上に座っている空 雅は、周りをキョロキョロみている。