プロローグ


こんなにも

自分の人生を呪ったことは今までなかった。


どうして俺は

この家に生まれてしまったんだ??


この家の人間じゃなかったら・・・

そう何度思い、何度願っただろう??


君に対する[好き]が積もるたびに

変えることの出来ない未来を思い知らされる。


俺は[白]に混ざれないー・・・

塗り潰してしまう[黒]だから。