私は、今歳三を引っ張り、総司と斉藤がいるところまでむかっている



なぜなら、今から歳三を落とし入れるための[参上、化け紅葉大作戦]を実行するためだ



見た限りでは、土方は、そうとう酔っていて吐き気さえ覚えているはず


条件は揃っているはずだ


私は、何かをほざいている土方を無視して、グイグイと目的地まで引っ張りながら連行する




ある程度進むと、前から総司が走ってきた


「あっ!鈴檎に土方さん!こっちです」


そう、若干棒読みにいうと、こっちこっちと手招きをする


「ったく、なんなんだてめぇらは」


悪態をつきながらも、私と一緒にそちらにむかう土方


そして、総司と合流すると、私と総司は目をあわせ、頷いた


あとは、予定どうり斉藤が化け紅葉と化して現れるだけだ


その時、ガサガサっと木の影から音がした


そして、総司がわざとらしく指をさして、若干棒読みにいう


「あー、あれは、ば、化け紅葉じゃあないかぁ〜」


「んだと?」

酔いが回っているせいで、総司の不自然さにきずかず、土方は総司が指さすほうへ顔を向ける