「し、死なない…?」

「死なない、とは?」



平助は意を決して振り返り、目をゆっくりあけると、そこには、色白の美青年が立っていた



「どういうことだ?…さっき、確かに化け紅葉がいたはずなのに」


首を傾げる平助に対して、美青年も首を傾げる


「化け紅葉とは、この紅葉のことか?」



そう言うと、美青年は懐からばかでかい紅葉を取り出した


「この前、夜にこの道を歩いてたのだが…そこにこの紅葉が落ちていて拾って眺めていたのだが、前から歩いてきた町娘に勘違いされてしまったようだ」


事情を聞いて、納得する平助


こうして、今の状況にいたる