「「化け紅葉?」」


平助と同時に、聞き返す


すると、また二人で顔を見合わせた


そして、新八がいつもより低い声で話始めた


「化け紅葉ってのは、最近江戸で有名な妖怪のことだ」


「よ、妖怪?そんなもんいるわけ」

「それがいるんだよ…そいつを見たってゆう町娘がいんだよ」


平助の言葉を遮って、佐之助が言う


「その、化け紅葉ってやつは、どんな妖怪なんだ?」


すると、佐之助がいつもより低い声で話はじめる


「化け紅葉は、顔を大きな紅葉で隠してんだよ…で、もし、紅葉で隠した本当の顔をみちまうと…」


「「みると……」」






「わっ!!」


「わあああ!!」


「ぎゃあああ!!」



急に新八が叫ぶから、私と平助は思いっきり叫んでしまった

顔面蒼白で叫ぶ私たちをみて大爆笑する二人


「二人とも…俺たちをからかったなっ!!」


平助が顔を真っ赤にして怒っているのをみて、まだ目に涙を浮かべながら謝る二人


「悪かったって…でも、化け紅葉の話しは本当だぜ」

前々悪いと思っていないようにいう新八を、じぃーっと見つめる

いや、睨む


すると

「本当だって、なぁ、佐之」


「ああ、ぷ…、本当だははははは!」


どっちだか全くわからない

平助は、痺れを切らしたのか


「もおいいっ!!紅葉狩りは明日だからなっ!!」


と、しっかりと日にちを教えて、私をグイグイ引っ張り、道場に向かった