そこから、二人の事情聴取が始まった
まず、先程帰ってきた勝太に事情を詳しく説明する
「ふむ…事情は分かった…君たちの目的は一体なんだい?」
勝太が穏やかにたずねると、佐之助は新八は顔を見合ったあとニヤッと笑った
「俺たちは、ここいらで道場破りをしてまわってんだ」
佐之助の言葉に「おうよ!」と新八が頷く
「あま、ただの暇潰しっつったらそうなんだがな」
そして、新八が面白そうにわらいながら言う
「ここは面白れぇなぁ!亡霊の嬢ちゃんもいるし、天然理心流なのに、北辰一刀流のちびもいるしよぉ」
「なっ!?俺はちびじゃねぇっ!!」
新八の言葉が勘にさわったのか、ぷんぷんおこり出す平助
それをみて面白そうに笑う佐之助、新八
「このやろうっ」
今にも飛びかかりそうな平助を勝太が「まあまあ」と沈めると、平助も渋々座布団に胡座をかいて座った
もちろんぶすーっと仏頂面だが
「それで、あんたたちこれからどうするの」
私の突然の問いかけに、少し驚く二人だが、すぐにニヤッと笑う
「なあ、勝太さんよぉ、俺たちも試衛館の仲間にしちゃくんねぇか?」
佐之助につづき、新八まで「たのむ!!」と叫ぶ始末
こんなに頼まれては、優しい勝太が断れるはずもなく
「そんなに、熱心に…もちろんだ!今日からよろしく頼む」
涙を浮かべながら承諾してしまった


