そして、次々と自己紹介をしていき、最後に私に回ってきた


「ねぇ、総。私も自己紹介するのか?」


小声で隣にいる総司に言うと、「もちろん」と、とびきりの笑顔がかえってきた


チッ……めんどくさいが、しょうがない


「私の名前は、鈴だ。試衛館にすんでいる亡霊だ。ちなみに、亡霊と言うのは嘘じゃない」


そう言って藤堂をみると


「ホントに幽霊だったんだなっ!よろしくな、鈴。それにしても、幽霊にしとくにはもったいねぇな」


そう言って、キラキラ笑顔でこちらをみる藤堂


最後のほうの意味はよく分からないが、取り合えず「よろしく」とだけ言っておいた


「よし!今日は藤堂君がきた祝いだ!!皆で宴をしようじゃないか!!」

勝太の言葉に


「いいねぇ、酒が飲める」

とニヤリと笑う土方


「あはは、勝太さんらしいね」

と笑う総司


「なんか楽しそうじゃねぇか」

と、ソワソワしだす藤堂


「飲み過ぎはいけませんよ」

と、あきれながらも少し楽しそうな山南




こうして、試衛館にまた一人、新しい仲間が入ったのであった