皆で広間でお茶をすする
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
この、無言の気まずい雰囲気を壊したのは、茶会から帰ってきた山南さんだった
ス─────
と襖があき、上機嫌の山南が広間に入ってきた
「おや、皆さんお揃いでどうしました?……、君は、藤堂くんではないですか。よくきてくれましたね」
「山南さん!!遅いじゃないか!!」
山南が、勝太の隣に座った
それと同時に、勝太が口をひらいた
「よし!全員そろったところで、自己紹介を始めよう」
そう言って、勝太は藤堂の方をむいた
「私の名前は島崎勝太という。ここ、試衛館で剣を教えている」
そう言って、ニコっと、厳つい顔を微笑ませる勝太
藤堂は、そんな勝太を見て、うんうんと頷いてから、自己紹介を始めた
「俺の名前は藤堂平助。年は、十六だ。山南さんの紹介でここにきた」
そう言って、ニカッとわらう
十六か…
私より年上だったのか


