「そ、そんな事はどうでもいい!…取り合えず、道場に門下生の人がいるので、その人たちに取り次いでもらってください」
そう言って、逃げようとした私の腕を藤堂はがっちりつかんだ
「ちょっと待った!鈴が取り次いでくれればいいじゃん」
私は、藤堂の手を自分の腕からはがした
「私は取り次げません」
「なんで?」
「それは…」
私は、藤堂に向き直り、てを顔の下でゆらゆらさせた
「私が亡霊だから」
うらめしや〜
と言おうとしたが、それは藤堂の言葉に遮られた
「亡霊なわけないじゃん!だって、しゃべれるし…それに、ほら」
急に視界が真っ暗になった
藤堂に抱きしめられていた
少しすると、藤堂はゆっくり私を話した
「触れるじゃん」
藤堂の行動に、頭がついていけない
「な、なにする、の」


