そのまま、山南はスタスタと勝太の前までいくと、すっと微笑んだ
「この道場は、本当に素晴らしいんですね」
そして、山南は頭を下げた
「どうか、私もこの道場の一員にしてはくれないでしょうか」
頭を下げた山南の潔さに、勝太の心がうごいたらしい
「勿論、大歓迎さ!!……明日からでもきたまえ」
そして、勝太が同意を求めるように周りを見渡すと、門下生も皆頷いた
勿論、私も勝太と目があったので、確り頷いた
「では、今日の所は、ここで解散にする」
勝太の言葉で、一気にざわつく道場
ほとんどの隊士が山南の元に行くなか、総司は一人道場を出ていった
私もちょこちょこと総司についていった
そして、廊下に誰もいない事を確認して、総司に話しかけた
「総、さっきの人強かったね」
「うん」
すると、総司は此方を向かずに、ただ前をみて言った
「俺のほうが強いけどね」
「うん、総の方がカッコイイよ」
すると、総司はピタッと止まった
私は、さっきの自分の言葉を思い出して頬が真っ赤になるのが分かった
でも、本当の事を言ったまでだ
実の所私は、この世で一番カッコイイのは総司だと思っている
真面目に


