「んー、おいしい!」


「左之さんも、たまには気が利くね」



さっきもらった団子を、総司と縁側で食べる


二人の間には、何とも緩やかな空気が流れていた


「何だか、こうしてゆっくり二人で過ごすのも久しぶりだね」



「そーだね」


「元気してた?風邪とかひいてない」


「ごめん、亡霊だから大丈夫」



わかっていて聞くんだから、たちが悪い


それが、久しぶりに交わす会話かっ!


総司は、ムスッとする私を見て、「ごめんごめん」と悪びれもなく謝った



「でも、鈴は本当に最近なにしてるの」


急に真顔で聞く総司に、少しとまどう


なにしてるのといわれても…


別に、総司と出会った頃から変わらず、庭とか道場とかを眺めているだけだ



「ぼけーっとしてる。あと、平助とか、山南さんとかとお茶飲んだりしてる」


たまに絡みにくる新八を無視していることは、いわないでおこう


「へぇ……じゃあ、俺が出稽古とか行ってるときに、平助とお茶飲んでたりしてたんだ」



「ま、まぁ、そういう時もあったけど…」



なぜが、平助が出きた瞬間不機嫌になる総司