「ちょっと、誰が総だけがいじめていいなんて許可したのよ」
私が総司を睨むと、爽やかな笑顔を向けられた
「そんなの、俺が決めたにきまってるじゃないか」
まったくコイツは…
呆れた顔で総司を見る
お沙代さんは、コイツのどこが良いのだろうか
確かに顔はいいけど、中身はとても扱えたもんじゃない
「おーおー、お二人さん、ケンカはそこそこにしときな」
突然聞こえてきた声に振り向くと、廊下から左之助が、何やら荷物を持ってやってきた
「おー!左之!その右手に持ってるのはもしや」
左之助が来るや否や、キランと目を光らせる新八
「おうよ!出たついでに買ってきてやったんだよ。感謝しろよ」
左之助が、右手にもった酒を新八に見せてニヤッと笑った
「おー!左之さまー!感謝するぜ!」
雄叫びをあげる新八を、白い目でみる
そんな私に、左之助が一つの包みをさしだした
「おらよ、鈴と総司にはこれだ」
左之助から包みを受け取り、そっとひらくと
「あー!お団子!」
おいしそうな御手洗団子が2つ
「仲良く二人で食べな」
「うおー!左之助さまー!感謝しまーす!」
さっきまで新八に向けていた白い目はどこえやら、私は新八の隣で雄叫びをあげた


