それから、お詣りするために、長い列に並ぶ

そして、やっと順番が回ってきた


私は、先ほど勝太がくれたお賽銭をなげる

そして、

パンパン

とてをたたき、目を閉じる


(えーと、なにをねがおうか……というか、亡霊が神社に入っていいのだろうか?祓われたりしないだろうか?)


私が暫く目を閉じたまま考えていると、ポンポンと誰かに肩を叩かれた

「鈴、いつまでお願いしてんだ?」

目を開けると、クリッとした目をこちらにむけた平助がいた


はっ!

「ごめん、もお終わった」


私が適当にごまかすと、平助は「よし」といって歩き出した

私は、平助ろ後ろにくっついて歩いた

「ねえ、平助」

「ん?何だ?」

「どこに向かってるの?」


私の問いかけに、平助は二力っと笑って答えてくれた


「そりゃあ、おみくじを引きにいくんだ!」

「おみくじねぇ」

私は、去年の初詣を思い出した

そう、忘れもしない

去年,私はおみくじで、ごくまれな大凶を引いたのだ

総司はなぐさめてくれたが、土方にこっぴどくばかにされた

それも、去年だけならいいが、わたしは毎年のように大凶をひくという、ある意味強運の持ち主であった

毎年、大凶を引き続ける私を勝太が土方にからかわないように言ってくれていたが、さすがに去年からかわずにはいられなかったらしい

まあ、さすがに去年は、自分は祟られてるんじゃないかとうたがった