「なぁなぁ!これどう?似合ってる?」



優田はトカナイの角が着いているカチューシャをつけて、はしゃいでいる。



「・・・超お似合い。」



私はフッと鼻で笑った。



「おい!それどーゆー意味で言ったんだよ~!」



そう言って優田は私の頭にもサンタの帽子を被せようとした。


私は頭をおさえて逃げた。




・・・今年のクリスマスは何だかちょっと違う気がする。