あれから、私は毎日学校を休むようになった。


と言っても家にいたら学校での事が家族にバレてしまうから、家には居られなかった。



家族にだけは知られたくなかった。



私は毎朝普通に学校にいく素振りをして家を出て、適当に時間をつぶし、夕方家に帰るという生活をしていた。



今日もいつもに様に、何食わぬ顔で家に帰って来た。


ガチャッ...



ドアを開けると、ちょうどお母さんがいた。


「あゆちゃん、おかりなさい。」


「ただいまー。」