「・・・亜悠花ちゃんてさ、勇太のこと好きなの?」


「・・・え!?」


私はあまりに唐突な質問に飲んでいたコーヒー牛乳を噴出しそうになった。


「あー、その反応はビンゴ?」

「べ、別にそんなんじゃ・・・。」


「大丈夫♪内緒にしとくからー!俺、口堅いし☆」


「・・・・・うん。」


蓮条はニカッと笑った。


こいつ、案外いいやつだな。

変なのは変わらないけど。


「じゃあー、俺達二人だけの秘密だね♪」


「・・・・・・。」


「もー、話してくれないんだったら・・・。」

「ウザイ。」

「喋ったあ♪」



前言撤回。


やっぱりウザイ。