「優田・・・?」


「ん?」



「私も・・・友達・・・に入ってる?」



優田は優しく微笑んで、私を抱きしめた。



「当たり前だろ。」




優田、ありがとう。


私はこの時、人の温かさを知りました。

ずっとずっと、一緒にいたいって、心から思ったよ。



でもね、やっぱり優田と一緒にはいちゃいけないと思ったんだ。


ごめんね。



私の心に開いた穴は

想像以上に、深かったんだ。