「お昼・・・一緒に食べてもいい?」


はいぃぃぃ!!?


今なんて言いました?

ありえねぇ・・・。帰って・・・。



「帰ってほしいのはわかってる。でも・・・いい?」



・・・こいつ、また心読んだね。

なんか苦手だ。こいつ。



「別に・・・。」


優田はにこっと笑い、私の隣に座ってきた。

どうやらこいつは「別に」という言葉を「いいよ」ととらえたようだ。



私は優田と目を合わせず、ぼーっとコーヒー牛乳を飲んでいた。



「あの・・・。」



優田は自分の弁当を広げながら話かけてきた。