「一人だと淋しくない?」

「別に。」

「・・・独りが好きなの?」

「あんたに関係ない。」


「・・・・すみません・・・・・。」




長ーい沈黙が続いた。


優田は気まずそうだけど、私は気にせずサンドイッチを食べていた。



キーンコーンカーンコーン...



ナイスタイミング。


3時限目終わりのチャイムが鳴った。



「それじゃ。」



優田はそれだけ言って去って行った。




これがこいつとの出会いだった。


まさかこの出会いで私が大きく変化して行くなんて・・・。




考えたくもなかった。