そしてこう続けた。 「やっぱりそれって、私でも友達でも家族でもペットでもなくて・・・ 好きな人、恋人なんじゃないかな」 「好きな、人・・・」 はすちゃんの意味深な言葉を噛み締めるように私が呟く。 「そっ!恋愛の傷は、恋愛ってことかな?」 そっかあ・・・ はすちゃんの言葉には納得させられちゃうなあ、