いや待て。




これはただの夢だ。




思い出せない夢なんてよくあるじゃないか…




夢なんかに特に意味はない。




というか私は朝から一体何を考えているんだ。




そういう結論に至った私は夢のことは気にせず、学校に行く支度を始めた。




春休みが終わり、今日から私は高校生になる。