冷蝶 【凍結中】





ピピピピッ、ピピピピッ



目覚ましの音が部屋に鳴り響く。



「…んー」



私は腕を伸ばした。



私は洗面所へ向かい、顔を洗った。



――また今日が始まる。



私は頬を叩き、歯磨きをした。



「やばっ…時間ない。」



私は急いでパンを食べ、制服を着て、ウィッグを被り、家を出た。



そうして私が向かうは


―――光灯学園。


いわずと知れた不良高。


そして、男子校。



女の私が男子校に通っている理由はただ、
“近所で通える高校が此処しかなかった”だけだ。



今まで、共学の普通の高校に通っていたが、
教師を殴って退学になった。



でも引っ越すのも面倒だし、仕方なく光灯学園に入学した。



しかし、私は既に高校の勉強は終わっており、高校なんか通わなくていいのだが、


父さんが“将来のためだ。”と言うので仕方なく行っている。