なんて喋ってたら ――もう11時だ。 「じゃ、私帰るわ!」 「「おう!またな!」」 その後私は下っ端たちにも挨拶して家に帰った。 私はマンションに一人暮らしだ。 しかも高級マンション。 一応、生活費等は父さんが払ってくれている。 おかげで私は不自由していないのだけど。 私は家の中に入り、お風呂へ直行した。 シャワーを浴びながら私は耳に刺さっているピアスを触った。 嵐蝶の総長である証と、 あの人の片見―――。