また、久々に夢を見た。
『……梨花さん…、アイツらに襲われた。』
『……は?』
『お前が梨花さん守るっつたんだろ!?じゃあ、何で守れなかったんだよ!
お前も、その程度か。』
『テメェ……ぶっ殺す。』
あの人はナイフを取り出し、私にナイフを向け走ってきた。
私はそれをよけなかった。
『――なんで……』
『…――』
――――――――
「…ハァッ…ハァッ…」
目が覚めたら私は汗だくで。
目から涙も溢れていて。
学校に行く気なんてなかった。
パンも喉を通らなくて、私は水を飲み、出掛けた。
冷蝶の格好をして――。