……つか、眠い。
私は机に突っ伏した。
すると、
「「竜騎さん、陸さん、想汰さん、輝さん、おはよーございますっ!」」
クラスの私以外の奴らがそいつらに挨拶した。
「あーっ!優希発見っ!」
そう言い、輝が私に指さしてきた。
「あぁ、陸、想汰、輝、おはよう。」
そう言うと、赤髪ヤローが
「おいコラ!テメェ誰に向かってんな口聞いてんだよ!」
……キレてきた。
ウザい。かなりウザい。
何て言おうが私の勝手だっつの。
「おい、秀(ヒデ)こいつはいいんだよ。」
と、陸が言ってくれた。
すると、陸たちは私の席に来た。
「竜騎、この人が今日言った――」
陸が竜騎って奴に私のことを話してるらしい。
……竜騎?ってなんか最近聞いた気が。
すると竜騎が
「あぁ、お前が優希か。よろしくな。」
そう言い、私の顔を見てきて、目があった。
………やっぱりそうだ。
その竜騎って奴は昨日会った、神川竜騎で。
「ん?お前どっかで会ったことねぇか?」
「いや、ねーよ…。」
なんか、バレそうで怖い。



