特上男子

んまぁー広い玄関だこと。


うちら四人おっても余裕な広さ。



「お邪魔しまぁす」



最初のドアを潜ると、そこは広々としたリビングになっていた。


大きなテレビに大きなソファー。


ソファーの前には立派な面長なテーブル。


そして食卓用の大きな白いテーブル。


同じく白い棚の上にはアレンジメントされたお花が飾られていた。


お洒落なリビングや……。



『僕の部屋だと狭いだろうからリビングで勉強しよう』

「いいの?」

『今両親は旅行中でいないから、帰ってくるとしたら兄姉だけだから大丈夫だよ』



大きなソファーの前で私たちは固まってしまった。


背もたれで見えんやったよねぇ……女の人が寝とるっちゃけど……。


キャミソールに短パンの女性の手足は、スラッと伸びていて女の私でも見とれてしまうほど綺麗やった。


顔はソファーに埋められていて、更に腕で隠れている為見えない。


がっ!!


綺麗であろうオーラがプンプンです!!