イジワルな彼と秘密のLife!?

「だーれだっ」


聞きなれた声。


私は焦ったりしない。


だって慣れてるし。


焦るくらいだったら相手のお腹にグーパンを「お腹にグーパンとか考えてんだろ」


私の思考を遮って、世界一ムカつく男が低い声で言った。



「・・・離しなさい。じゃないとホントに殴るわよ」


「前からどうやって殴るってんだよ?」


あぁもう、ムカつく。


「あんたの手を振りほどけばいい話よ」


素早く振りほどいて後ろの男のお腹にグーパンを直撃させる。



犯人は痛さに耐えようとしているのか、その場にしゃがみこんでお腹を抱えて震えていた。