「橋下さん……ですか」



小さな声で呟いた



「え? よくご存じで
ってえ?は?
……もしかして朱希ちゃん?」




奥から出てきた男の人は
間違いなく、あの橋下だった


一回しか会ったことないけど
あの時とほとんど変わらない
いつでも年齢不詳の

あの橋下