涼平も涼平なりに悩んだんだ 悩んで、でもやっぱりあの人の所にいきたいって思って そこまで思える夢見つけてて ……やっぱりあたしが簡単に引きとめられるようなものじゃない 普通こういう場面って見送る方が元気づけるもんだよね 体育座りで頭を腕の上に載せている涼平の肩をゆっくりした速さで軽く叩いた 小さい頃、お母さんが寝る前にしてくれたみたいに いくつになってもこうやって誰かにトントンってされると落ち着ける 大丈夫だよ って言われてる気がずる それが涼平にも伝わりますように……