「なんかかっこ悪いなー」 「大丈夫 最初からかっこよさ求めてないから」 その言葉に涼平はまたガクッと肩を落とした 「結構言うよね」 あれ、ちょっと返し方間違ったか? 「まぁいいや 帰ろっか、遅くなっちゃったね」 あっさり開き直ってくれたからいいか 先に歩き出した涼平に軽く返事をして 早歩きで隣に並んだ