どう反応をしたらいのか朱希にはわからなくて しばらく2人で黙っていた そしてまた涼平から口を開く 「……って1年も先の話今してもわかんないかー 暗くなるからこの辺でやめとこ 急に言われるのは嫌かなーと思って 今言っただけだから気にしないで タイムリミット言ってた方が 思い出もいっぱい残せる気しない?」 ちょっとふざけたような笑い方は 涼平が何かを隠す時にする それをわかってたのに何も言えなかった だって1年も先、しかも留学? 実感なんて湧くわけなかった