ぱれっと-part1-




やっぱり話しかける勇気はでない


ココにいるってわかっただけでもよかったかな

話したいことができたらまた来よう
いつまでここにいるんだろうとかは考えない、


そう思うことにしてまた一口

だいぶ落ち着いてきた





「朱希ちゃん、ずっと黙ってるけどどうかした?
あ、お茶のおかわりいるんだったら遠慮なく言ってね」



あ、はいどうも


と返事をし終えるより先に涼平が勢いよく朱希の方を振り返った