そして風になった。


























木の後ろから看護婦さんが1人現れた。





「あ・・・・・亜美にずっとついててくれた・・・木崎さん」






「・・・・水瀬さん。・・・そんな美人さん、こんなとこに連れてきちゃダメじゃないですか」






「・・・ふ・・・ですよね」







「・・・畑崎さん。昨日の夜、寝るまでずーーーっとその指輪。・・・・見てたんですよ」





「え・・・・。そうなんですか・・・」






「えぇ。・・・私に『今日プロポーズされたんです!!ホラ!!指輪まで!!いいでしょ~~~~』って言って。・・・私に自慢してたんですよ」





「・・・そんなこと」





「・・・・フフ・・・・畑崎さんの顔・・・・。すっごく幸せそうだった。・・・私もつい笑顔になっちゃったわ」






「・・・・そうですか。・・・・ほんと、自慢の彼女です」





「彼女じゃないんじゃない?」




「え・・・?」




「水瀬さんの大切な・・・・未来の奥さんなんじゃないんですか」