川沿い。
桜の木の下。
亜美を膝にのせ木にもたれた。
上から地面へ
いくつもの花びらが
2人の前にカーテンを作った。
「・・・・・ごめんな。・・・・・俺ばっかり亜美から勇気もらって。・・・・俺は指輪しかあげられなかった。それ以外なんにもだ」
「・・・亜美のそばにいられる毎日がずっと楽しくて、嬉しくて、外に一緒に散歩するのも。・・・・・亜美は俺の手を握って。・・・・・・『繋がってる。・・・・私と咲、いつでも繋がってる』とか言っちゃってさ。・・・・ほんと何言って・・・ッ・・・」
亜美の頭と俺の頭を擦り合わせる・・。
そして亜美の被っていた帽子をすっと取った・・。

