翡翠が川蝉を握り締める。
半歩深く踏み込む。
それだけで。
「なっ!」
ウイングブレードの刀身に僅かな亀裂が走る!
「馬鹿な!複合金属だぞ!」
「それがどうした」
翡翠は更に半歩踏み込む。
更に深くなる亀裂。
遂には。
「ふんっっっっ!」
川蝉の切れ味と翡翠の呼吸によって、恐らくは鉄よりも遥かに硬いであろうウイングブレードの刀身が『斬れた』。
半歩深く踏み込む。
それだけで。
「なっ!」
ウイングブレードの刀身に僅かな亀裂が走る!
「馬鹿な!複合金属だぞ!」
「それがどうした」
翡翠は更に半歩踏み込む。
更に深くなる亀裂。
遂には。
「ふんっっっっ!」
川蝉の切れ味と翡翠の呼吸によって、恐らくは鉄よりも遥かに硬いであろうウイングブレードの刀身が『斬れた』。


