「我々はどうかと思ったんですがね…先輩方が」

クロードとレヴィがジト目で龍娘と翡翠を見る。

「な、貴様らだけいい子ちゃんのつもりか!汚い奴め!」

反省の色のない人が言う事じゃないですよ、龍娘先生。

「とにかくだ」

翡翠が腕組みして立ち上がる。

「漢(おとこ)たるもの、一度受けた勝負から逃げてはならん。父親として、真の大和男子の姿を腹の中にいる頃から見せてやらねばな」

「…私達女なんですけど、それは言っちゃ駄目ですか」

「嫁馬鹿で剣術馬鹿だからな…論理は通用せん…覚えておけ」

龍娘とレヴィがヒソヒソ話し合った。