天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅨ

「私も武人だ」

真っ直ぐに前を向いたまま龍娘が言う。

「常に真剣勝負を意識して戦っているつもりだし、綺麗事を言った所で武道とは命のやり取りを前提としたものだという事は当然理解している…その上で背後を取られ、あまつさえ喉元に刃を突きつけられているのだ」

最早言い訳のしようもない。

「夏柳、見事…私の負けだ」