「気に病まないで頂きたい」
間合いを取った龍娘に対し、雀が言う。
「昧朱雀を抜いた瞬間から、もう尋常に勝負という訳にはいかないと考えております…五分の条件でこそ優劣というものはつけられる。これで龍娘先生が劣っているとは思いませんし、先生に勝利したと口にする気もありません。元より私は、勝ち負けなどには拘る気は…」
「黙らんか」
謙虚に己の意見を口にしたつもりだった雀。
だが、龍娘は逆に彼女の言葉に不快感を露わにする。
間合いを取った龍娘に対し、雀が言う。
「昧朱雀を抜いた瞬間から、もう尋常に勝負という訳にはいかないと考えております…五分の条件でこそ優劣というものはつけられる。これで龍娘先生が劣っているとは思いませんし、先生に勝利したと口にする気もありません。元より私は、勝ち負けなどには拘る気は…」
「黙らんか」
謙虚に己の意見を口にしたつもりだった雀。
だが、龍娘は逆に彼女の言葉に不快感を露わにする。


