天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅨ

「その上、今回はママにもらった圧縮装置で圧縮した、『一番の得意武器』を持ってきています」

自信満々に言う弥々。

「マスタァも感服して下さった私の戦闘能力、ねぇさまやママにも見せてあげます」

そう言って意気揚々とリングに上がる階段をのぼり。

「きゃん!」

お約束とばかりに蹴躓いて転ぶ。

嗚呼、ドジっ子属性。

「博士…」

胡乱な目をする芽々。

「ロシアのオッサンの要望通りの『大統領警護役が務まるくらいの戦闘能力を持ちながらドジっ子』仕様だ!わしは依頼人の期待は裏切らないのだ!えっへん!」

そこ、自慢するとこじゃないから。