「大体私ぃ、バトルキャラじゃないし?カウンセラーの先生みたいな?戦闘とか痛い事や肌に傷が付く事嫌いだし?今日だってお肌のノリよくなかったから調子出なかったし?みたいな?」

やたらと疑問符をつけてイラッとさせるレヴィ。

お前、戦闘中そんなキャラじゃなかったじゃん。

「あーもういい、もういい」

頭を抱える龍娘。

翡翠とレヴィ。

やる気のない二人に期待をした自分が馬鹿だった。

こうなれば…。

「クロード、お前だけが頼りだ!」

そう言って龍娘が振り向くと。

「ん?」

クロードは、なずなを召喚して茶を点ててもらっている真っ最中だった。

龍娘、思わずコケる。