感心してると 「ほんと陸ってすげーよな。 別荘がこんなにでかいって、 家はもっとでかいんだろな」 私の耳元で拓がくすっと笑う。 私は体全体があつーくなるのを感じた。 「耳元でしゃべらないでよっ」 「お前って耳弱いんだな。 弱点みっけた。」 なんて…。 「からかわないでよね」 そう言ってにげた。 この別荘、部屋がたくさんあって 一人一つ部屋があたえられた。