「どーしたんだろ…」 少し難しい顔をして紙を見つめてる。 と思ったらキョロキョロしだした。 誰探してるのかなぁ? 早くしなきゃ抜かされちゃう… って、なんか拓がすごい勢いで こっちに走ってくる。 「拓、なんで走ってきてるの?」 独りつぶやいてると 拓が私の前まできた。