「観覧車のてっぺんでキスすると ずっと一緒にいられるんだよ」 私は気付いたら口にしていた。 これじゃキスしてって言ってるようなもんだ。 「咲羅、そんなの信じてるの? しょうがないなぁ。」 てっぺんに進んだとき拓は私に 長い長いキスをした。 そして言ったんだ。