だって誰かを信じようとしたら 人は自分から離れてゆく それがこわくて仕方がない。 でも莉奈は中学からの友達で 私の「例の事件」を知ってる 例の事件を知っていながらも 仲良くしてくれる莉奈の事は 少し信用している。 キーンコーン カーンコーン ガラッ チャイムが鳴り先生が入ってきた。 「よし.出席をとるぞー」