SAKURA SAKU




はぁ…はぁ…はぁ……





またか。





アタシはサイドテーブルに手を伸ばし、薬と水の入ったガラスのコップを取る。





大量の薬を一気に飲み干すと、フラフラした。







手早く、部屋着に着替えると、ケータイの着信音が鳴り響いた。







ディスプレイを見ると、慶太の文字。