SAKURA SAKU




『2人とも、かっけーな。親父さん、どこの病院?』






『五月と同じ病院。』



もうしばらく会ってない。







『マジ?じゃあ、救命の神川先生って、架之叶の親父さんか。』








『五月、知ってるの?』








『あぁ、有名だよ。研修期間から、エリートコースわたってきてる人だからな。』





エリートなんかじゃなくていいよ。



アタシと前に話したことすら、忘れてるくせに。