『アタシはどうせ、あと一年で死ぬんだから、何の問題もないよ、別に。』 そう言った瞬間、五月の顔が変わった。 『架之叶、これから絶対そんなこと言うなよ。どうせなんて、言うな。架之叶は今、生きてんだろ?それだけでいいじゃんか。』 五月は真剣な顔でアタシを見た。 『五月。アタシ、どうすればいいのよ……』 『俺、そういう子を助けるために医者になったんだよねー。』 五月はニヤッと笑って、アタシの頬を撫でた。