『安野先生…鎮痛剤も用意しときますか?』 篠原先生はファイルを机におき、安野先生を見た。 『あぁ。』 安野先生は注射器をガーゼと一緒に机に置いた。 『架之叶ちゃん、さっきの篠原先生って、居ただろ?』 安野先生はそう話しかけてくれた。 『篠原先生、一見、不真面目に見えるだろ?だけど、有名な大学の医学部をトップで修了してる。人は見かけによらずってね。』 安野先生はにっこり笑った。