『安野先生、この子、病院の前で座り込んでました。息切れしてました。』 安野先生は彼を見るなり、ビックリした顔をした。 『え?架之叶ちゃん、どうした?』 『突然……息が苦しくなって…………』 安野先生はすぐに看護士さんになにかを伝え、アタシをベッドに寝かせた。 『篠原先生、酸素マスク。』 安野先生はさっきの男の人にそう指示した。 『はい。』 篠原先生って、いうんだ。